マンションの購入時の駐車場区画は、どこがいいか自分で決めたくても通常抽選で決められるものなので、皆さん購入時はあまり注意していません。
しかし公平な抽選だと思っていたら全区画が抽選の対象ではない場合もあります。
駐車場の区画を決める方法は、以下のような方法があります。
- くじ引きで順番を決めて区画を選べる
- くじ引きで区画が確定する(選べない)
- 最初から部屋によって区画が決まっている
- 購入先着順で区画が選べる
マンションの機械式駐車場で、区画を選ぶときの注意点
マンションの機械式駐車場で、区画を選ぶときのいい場所や注意点をまとめたいと思います。
<<一番奥の区画で、その先が行き止まりの場合>>
図1で赤色の区画に駐車するには、A付近に停車してそこからハンドルを切る必要があります。
道路の幅が十分にあれば1回で向きを変えられるかもしれませんが、そうでない場合は、何度もハンドルを切るか、ハンドルをいっぱいに切る必要があります。
このような場合は一番奥の区画は避けた方が無難です。
<<支柱や操作盤などの位置>>
図2で赤色の区画は、支柱が邪魔で入れ難い区画です。
一方青色の区画であれば、車の向きが図(赤色の車)の角度でも、そのまま入れることが可能です。
機械式駐車場の1階、最上階はNG
1階は車の出し入れが便利だと思うかもしれません。私も最初はそう思っていました。
しかし機械式駐車場は狭い間隔で車が並んでいます。
1階は、隣の車にドアをぶつけられてしまいますので(間隔の広い駐車場もあると思います)、私は断然2階をオススメします。
地下は、大雨や洪水で冠水してしまう可能性がありますし、埃がたまりやすくすぐに汚れます。
最上階は日焼けで外装や内装が早く傷みますし、風雨や雪でも汚れやすいです。
区画を決める時は、図面をよく確認しましょう。
- 支柱やパレット操作盤など障害物の位置
- 道路の幅や、周囲の壁や建物
もし図面がなくても、上記の内容は売主に調べてもらえばすぐに分かる内容です。
マンション購入時は駐車場区画の決め方も よく確認してから契約しましょう
マンション購入時は駐車場区画の決め方で、くじ引きの場合は通常一般公開で行われるので、優良区画も自分に当たる可能性があると考えてしまいます。
同じように一部の購入者が希望した区画を優先区画扱いにして、くじ引き対象区画から外すケースもあるのです。
くじ引きは売買契約後に行われるので、売買契約時にどの区画がくじ引き対象でそうでないのか決められていないケースがあります。決めない事により、売主は”調整”が可能になるのです。
駐車場の区画で便宜を図ることで高い部屋が売れるのであれば、売主はお安い御用かもしれません。
駐車場区画のくじ引きに関しては、契約前は未定な点も多くあると思いますが、念のため以下の点を確認しておきましょう。
- くじ引き対象となる区画とそうでない区画の位置や数
- くじ引きのサイクル (一度決まった区画でも、数年おきにくじ引きが行われる場合があります)
- 車高や車幅による制限(対象区画が制限される場合があります)
引越し先を決めるときに確認しておきたい周辺施設<公共施設>
私はこれまで20回以上引越しをしてきました。
20回も引越すとそれなりに経験値もあり、やはり大切なのは周辺施設です。
少しオーバーに言えば、物件よりも周辺施設を気にした方が生活が良くなると思います。
言い換えれば、物件がいくら新築で良くても、周辺の施設が充実していなければ、不自由な生活になるかもしれません。
近くにあるか確認しておきたい公共施設を上げたいと思います。
保育園・幼稚園
当然ですが園の数が多ければ、入れる確率も高くなります。
保育園の場合は、認可・否認可の確認も。
ベストなのはベビーカーで歩いていける距離です。
自転車で行く場合は、途中に坂がないかも確認しておきたいです。
少しくらいの坂だったらまだ良いのですが、長い坂を毎日登り降りするのはシンドイものです。
小学校・中学校
できれば子どもの足で20分以内で通える距離が良いと思います。
また、登下校するコースは歩道がちゃんと整備されているか、信号が設置されているか、街灯があるかなどまで確認できればベストだと思います。
高校・大学
高校や大学ともなると電車通学も多くなると思いますが、近くに高校や大学があって、実家から通うことができれば、大きなメリットだと思います。
最大のメリットは炊事洗濯は親ができるので、子供は学業に専念できるということです。
もし上位の大学を目指しているのであれば時間は非常に貴重です。
できれば1時間以内に通える高校が良いと思います。
もし一人暮らしをするとなると、家賃をはじめ多額のお金がかかってしまいます。
大学受験の時期になって調べてみたら、周辺に通えるような大学はなく、そのうえ一人暮らしをさせられる生活費も用意できないため、本当は行きたかったのに諦めた、なんて事がないようにしたいものです。
塾
塾は駅周辺に集中します。
塾が終わる時間は外は真っ暗なので、女子だったら当然迎えが必要です。
塾は高い塾や安い塾もあります。
引越し先の近くには高額な塾しかなくて、通えそうな塾は車で30分以上、なんてこともできれば避けたいものです。
図書館
最近の図書館は本以外でもDVDやCDも置いてあります。
本も普通に買うと数千円もするような昆虫図鑑や恐竜図鑑も揃っています。
図書館がもし近所だったら、本を購入する必要はほとんどないかもしれません。
本好きな人だったら、是非チェックしたい施設ですね。
病院
総合病院をはじめ内科・小児科・皮膚科・眼科などの病院、または救急指定病院などいろいろな病院があると思います。総合病院はとにかく混むイメージです。
小さい病院も病気のシーズンはかなり混みます。
病院の数が地域で少なければなおさらです。
私の家も病院とは近くありませんが、もし近かったら、、、、
例えば、親だけ病院で受付。
そして自分の番号が近くなってきたら、一度帰宅して子供を連れてくる。
待たされるようだったら、気軽に帰ることもできそうです。
スポーツジム
私は何度もスポーツクラブに入ったことがありますが、いつも長く続きませんでした。
続けたいという気持ちは最後まであったのですが、行かなくなってしまうと『もったいない』という気持ちの方が強くなり、解約するしか選択肢がなくなってしまいました。
もし歩いていけるような場所にあったらどんなに嬉しいことか。
公共プール
学校のプールで子どもが泳げればカッコイイと思います。
海や川でも遊べますしできれば泳げるようにさせたい。
プール教室で習うこともできると思いますが、プール教室は非常にゆっくりしたペースで教えるので、クロールで25mを泳ぐには、数年がかりになってしまいます。
習い事は他にもいろいろ考えられます。
そろばん、習字、野球、サッカー、公文、、、
プールばかりを優先することはできません。
そんなときに安い公共プールが近くにあれば、夏場は毎週1回程度マンツーマンで教えることもできそうです。
もし隣とかにあれば、自家用プールですね。
非常に魅力的な施設と言えます。
スーパー銭湯
今の家の近くには銭湯がないので、車で10分くらいかけて月に1回くらい行っています。
銭湯がもっと近くにあれば毎週行っていると思います。
映画館
最近はテレビのサイズもますます大きくなってきたので、わざわざ高いお金を払って映画館で見る気になれないという方もいると思いますが、映画が嫌いという人はほとんどいないのではないでしょうか。
映画の大人料金は1900円ですが、金券ショップなどを活用すれば誰でも安く購入できます。
公園
以前は歩いて2分くらいの場所に、サッカー場くらいの広さの公園がありました。
遊具もちゃんとあり地形の起伏もあったので、子どもの遊び場としては最高でした。
それに比べ今の近くの公園は狭くてあまり良くありません。
他の大きな道路を挟んでいる公園は、距離以上に遠さを感じさせます。
公園に行くと公園隣の家の子どもがよく出入りしているので、すごく羨ましく感じます。公園が家の庭なのですから。
バス停
駅近だったらバスは不要かもしれませんが、駅から遠くてもバス停が近くにあって、本数も多ければ悪くない立地です。
地域にもよると思いますが、都心部だったら自家用車は不要で、バス&電車&時々タクシー&時々シェアカーで事足りると思います。
バスだったら駐車場の心配も必要ないので、ゆっくり買い物や食事をすることができます。
コストパフォーマンスも良いので、バス移動を中心とした生活も案外おすすめです。
マンション購入時には優先順位を決めて物件を選ぶべし
近くにあってほしい施設の優先順位を決めます。
例えば
Aは超近く希望で、
BとCは近く希望(200m以内?)で、
DとEは少し遠くても良い(1K以内?)といった感じです。
特に似たような物件で迷った場合は、内見による比較も大事ですが、周辺施設でも比較検討してみてください。