犬にわかめを与えても大丈夫?調理の際は茹ですぎに要注意!

犬にわかめを与えても大丈夫?調理の際は茹ですぎに要注意!

別名「海の野菜」と呼ばれるほど栄養価が高くて低カロリーな万能食材、わかめ。

結論から先に言うと、犬にもわかめを食べさせて大丈夫です!

今回は犬にわかめを与えるメリット、デメリットのほか、わかめを与える際の注意点やおいしいわかめの見極め方などをご紹介していきます。

目次

犬にわかめを与えるメリット

犬にわかめを与えるメリット

わかめにはぬめり成分「アルギン酸」「フコイダン」が他の海藻に比べ比較的多く含まれています。

腸の動きを活発化することで排便をスムーズにし、体内の毒素や老廃物が排出されることでがんのリスクを下げると言われています。

また、わかめは「ミネラル」が豊富なことで知られ、他の食材から摂るよりも海藻から摂取するほうが体内への吸収率が高いことが分かっています。

海藻に共通して含まれる「ヨウ素」は新陳代謝を活発にし、発育を促進したり骨格の形成に関わったりする栄養素で、体内への吸収率が非常に高いことで知られています。

ミネラルの中でも「カリウム」「カルシウム」「鉄」の3つが特に豊富で、抗ストレス・貧血予防・毒素排出などに力を発揮すると考えられます。

また、他にもわかめには様々な良い成分が集まっており、日々の食事に摂り入れることでこのような健康効果が期待できます。

期待できる効果
  • 丈夫な歯や骨を作る
  • 免疫力を上げる
  • 代謝を上げる
  • ダイエット
  • 血圧を抑える
  • 成長促進

犬にわかめを与える際の注意点、ポイント

犬にわかめを与える際の注意点、ポイント

わかめに限らず昆布ひじきなどの海藻類は 、犬にとって消化が難しい食材に分類されます。

トッピングなどで与えるときは栄養素を損なわない程度にさっと茹で、消化不良を起こさないよう細かく刻んであげてください

また、塩蔵わかめは犬にとって塩分が濃すぎるので、必ず何も手を加えられていないわかめを与えてください。

そしてわかめは油との相性が良く、一緒に摂るとβカロテンの吸収率がアップするので、クリルオイルやオメガ3オイルなどをフードの上にポチョンと落としてあげるといいですよ。

また、ビタミンDを含む食材(きのこ類、イワシ、、さんまなど)と合わせて食べるとカルシウムの吸収率がアップします。

わかめを与える際は食べ合わせのことも少し気にかけてみてください。

良いわかめの選び方

最後に品質の良いわかめを選ぶコツをご紹介します。見分けるポイントは主に以下の4つになります。

  • 乾燥わかめの場合、茶色交じりの黒色でツヤがあること。
  • そして厚みがあること。
  • 生わかめの場合、黒ずみがなく濃い緑色でツヤがあること。
  • そして厚みと弾力があること。

ぜひこれをマスターして愛犬においしいこんぶを選んであげてくださいね( *´艸`)

この記事を書いた専門家

安藤博美のアバター 安藤博美 愛玩動物飼養管理士

愛玩動物飼養管理士で愛犬の専門家であり、飲食業と農業で培った野菜や果物、肉魚などの知識も豊富。バリ島から連れて帰ったキンタマーニ犬とボーダーコリーと暮らしています。

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