CIC（シー・アイ・シー）に登録されている信用情報とは？開示方法も解説

クレジットカードやスマートフォンの分割払いの審査で使用される信用情報は、主にCIC（シー・アイ・シー）が保有する個人信用情報です。

個人信用情報機関は、「シー・アイ・シー（CIC）」「日本信用情報機構（JICC）」「全国銀行個人信用情報センター（JBA）」という３社ありますが、ここでは、CICにはどんな個人の信用情報が登録されているのか、自分で開示してもらうことができるのかを説明しています。

CIC（シー・アイ・シー）から自分の信用情報を開示してもらう（開示請求）方法は、インターネットで開示する方法と、郵送で開示してもらう方法との2通りがあります。

CIC（シー・アイ・シー）に登録されている信用情報とは

CIC（シー・アイ・シー）に登録されている信用情報は、「申込情報」「クレジット情報」「利用記録」の3つに分かれています。

主にクレジットカードの利用履歴、スマートホンの分割払いの支払い状況などが登録されています。

「申込情報」は、クレジットを新しく申し込みした時に、照会日、商品名、契約予定額、支払予定回数、照会会社名等が記録されています。

「クレジット情報」は、契約が結ばれた時に、契約日、契約の種類、商品名、支払回数、契約額（極度額）、契約終了予定日、登録会社名等が記録されています。

「利用記録」は、残債額、請求額、入金額、入金履歴、異動（延滞・保証履行・破産）の有無、異動発生日、延滞解消日、終了状況等が記録されています。

クレジットカードの審査は、「申込情報」「クレジット情報」「利用記録」全てを照会閲覧し、審査の可否を判断しています。

CICに登録されている信用情報は、永遠に登録されたままではなく、情報の種類ごとに一定期間で自動的に消去されます。

シー・アイ・シー（CIC）のインターネットによる信用情報の開示方法

CICのインターネットによる開示は、必要書類もなく、パソコンやスマートフォンから申込め、パソコンやスマートフォンの画面上で開示報告書を即時に確認できます。

サービス時間は、8:00～21:45で年末年始も利用可能になっており、手数料は500円です。

ただし、クレジットカードまたはキャリア決済なので、クレジットカードを持っていない、キャリア決済が利用できない方は郵送での開示となります。

郵送での開示はこちら

JCBブランドのデビットカードも使用できますが、J-DEBITは利用できません。

インターネットでの開示請求の流れ

開示に利用可能なインターネット環境は以下のとおりです。

パソコンで開示
対応OS：Windows10、Windows11
対応ブラウザ：Microsoft Edge（注）Chromeには対応していません

スマートホンで開示>
対応機種：iPhone（iOS 7.0.6 以降）・Android（5.0以降）

電話で受付番号を取得してから1時間以内に、開示報告書の表示操作まで行ってください。

シー・アイ・シー（CIC）の郵送による信用情報の開示方法

郵送の場合、請求者が本人であるということを証明するために、CIC（シー・アイ・シー）に対し、本人確認資料が必要になります。

CICの郵送での信用情報開示に必要な本人確認資料は２点

CIC（シー・アイ・シー）から信用情報を開示してもらうための本人確認書類は、2点必要であることに注意が必要です。

コピーが必要な本人確認書類は、氏名・生年月日・住所・有効期限の記載のある面（住所記載が別の場合はその面）を鮮明にコピーのうえ、添付してください。

下記の①～⑪の本人確認書類より、いずれか2点を添付してください。

1. 運転免許証または運転経歴証明書
   （表面・裏面コピー）
2. マイナンバーカード［個人番号カード］
   （写真付表面のみコピー）
3. パスポート
   （コピー ※住所欄含む）
4. 各種健康保険証
   （コピー ※住所欄含む）
5. 写真付住民基本台帳カード
   （表面・裏面コピー）
6. 各種年金手帳
   （コピー ※住所欄含む）
7. 各種障がい者手帳
   （コピー ※住所欄含む）
8. 在留カードまたは特別永住者証明書
   （表面・裏面コピー）
9. 住民票
   （本籍地・個人番号の記載がない、発行日から3ヶ月以内の原本）
10. 戸籍謄本または戸籍抄本
    （発行日から3ヶ月以内の原本）
11. 印鑑登録証明書
    （発行日から3ヶ月以内の）

郵送での開示請求の流れ